2025年10月23日木曜日

AIブラウザやAIエージェントに管轄法務局のデータを作らせてみる実験

成果物。
https://address2houmukyoku.firemio.workers.dev/


# プロンプト
以下のURLを基準にクロール。
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/kankatsu_index.html
全ての地域から管轄法務局のデータを作る。
pythonを実行してもいいので、必ずcsvファイルで保存。

例)
都道府県, 市区町村, 不動産, 法人
"東京都", "品川区", "東京法務局 品川出張所",  "東京法務局 品川出張所"


これを
- Comet
- Fellou
- Shinkai
で行ってみる。




# Comet
  すぐ細切れにして、仕事しない・・・


# Shinkai(Gemini 2.5Pro)
  すぐさまリタイア、CSVが大きいから手動でダウンロードしろと言われてハルシネーションまみれの表示に・・・

- Shinkai(Claude 4.1 Opus)
  初回はpythonの実行エラーで止まったが、途中経過はまともそう。
  奈良県まで取得してフリーズ
  費用 $2.8


# Fellou
  START Credit:1906
  PLAN Generate: 1899
  END Credit: 1504 (6min55s)

  ## 結果
  - 北海道だけで終わってしまった




一番まともそうなのがFellouだった。

結論、どれもダメだ・・・
自分が作った専用の方が信頼できる。
6工程ぐらいあったはず、1工程が小さいしスクリプトなので確実。


オープンソースのセルフホストAIエージェント Kortix sunaを入れてみる。

Kortix suna




https://github.com/kortix-ai/suna?tab=readme-ov-file


クラウド版は

$17/month





Sandbox環境を使うには、DaytonaのAPIキーが必要。




==================================================

ℹ️  All configurations are complete. Manual start is required.

✨ Suna Setup Complete! ✨


ℹ️  Suna is configured with your LLM API keys and ready to use.

ℹ️  Delete the .setup_progress file to reset the setup.

ℹ️  To start Suna, you need to run these commands in separate terminals:


1. Start Local Supabase (in backend directory):

   cd backend && npx supabase start


2. Start Infrastructure (in project root):

   docker compose up redis -d


3. Start Frontend (in a new terminal):

   cd frontend && npm run dev


4. Start Backend (in a new terminal):

   cd backend && uv run api.py


5. Start Background Worker (in a new terminal):

   cd backend && uv run dramatiq run_agent_background


To stop Local Supabase:

   cd backend && npx supabase stop


Once all services are running, access Suna at: http://localhost:3000





起動したが・・・



localhostなのにOAuthを求められるので、無視してemailアカウントを作成したら次に行けたが・・・





なんかまともに動かんし、機能も圧倒的に足らないので終了!



オープンソースのセルフホストAIエージェント eigent.aiを入れてみる。

https://www.eigent.ai/


https://www.eigent.ai/signup?invite_code=SY4ZIVJ7184LBC


セルフホストというより、完全にデスクトップアプリだった。

ので選別から外れた。


ローカルLLMが使えるが、テンプレの文章が選択できたので、GPT-5で実行。

なかなか進まないし、ぱっと見で機能も足りない。



動いたのでスクショを取ってみる。

各エージェントがカンバン方式で並んでいる。




見た目は、なかなか良さげではある。


シンプルな使い方で、Claude Desktopに毛が生えたぐらいか?

人によってはこれで十分なのかもしれない。



クレジットは余ってるのに、



10分30秒後に、処理が途中で終わってしまった。

続きから処理を行うことができない、リプレイしかない。


とりあえずリプレイしてみるか。


ゴミ確定。

すぐにアンインストールをする!



オープンソースのセルフホストAIエージェント observer-aiを入れてみる。

https://github.com/Roy3838/Observer


入れなくても、クラウド版で軽く試せる。

https://app.observer-ai.com/




・WebUI有

・ローカルファイル参照???

・ログイン機能???



「Agent Tools」はメモリや通知中心で、FSは用意されていないため、自前拡張が前提。




openhandsみたいなのを探している。

・ブラウザ上で動作する

・外部公開可能

・ログイン必須

・VPSで実行して、VPS上のファイルを操作できる


オープンソースのセルフホストAIエージェント Shinkai(新海)を入れてみる。

OpenHandsのセルフホスト版ではログイン機能が使えない。
リバースプロキシをごにょごにょやっても埒があかない。

代わりになるものがないのか、実際に確かめてみる。
https://shinkai.com/ja

起動したアプリでは新海なのに、githubの日本語readmeは新島になってるのが、謎だが・・・







ローカルファイルが扱えると書いてあるが、確かに扱える。
ファイラーなどがないので、python実行してリストを得た・・・
これじゃない感。







ファイルをアップロードしなくても、以下のパスを参照してくれる。
C:\Users\user\AppData\Roaming\com.shinkai.desktop\node_storage\filesystem
Linuxでシンボリックリンクつければ、いろいろ使えそうだ。






ローカルAIも使える。





なぜかngrokが失敗する。管理者権限でも無理。



そもそもWebUIじゃないので、あんまし意味ない。
新海クライアントから外部ノードに接続する形だった。





スケジュール実行も可能、cron表記。


WebUIがない!
要件に合わないので終了。

ただ、触った感じ出来がよさそうなので、自分で使うにはいいかも。

オープンソースのセルフホスト可能なAIエージェント

OpenHandsをセルフホストしたとき、パブリック公開したとき、ポートが動的に変わってちょっとめんどい。


OpenHands同じようなものがないかチェックする。


perplexity:
比較した中で「OpenHands/Eigent/Suna/Observer AI/Shinkai」がWebUI標準対応なので、GUIで使いたい場合はこの5つが推奨です。


# Kortex Suna
https://www.suna.so/

# Eigent
ぱっと見インストールする系のエージェントに見えるが・・・(Mac / WinShinkai)
https://www.eigent.ai/
関連
https://github.com/camel-ai/owl

# Shinkai
https://shinkai.com/

# observer-ai
https://observer-ai.com/


Q1. ローカルCSV解析ができるか

ツール名ローカルCSV解析補足
OpenHandsファイルをWebUI/CLIから読込→Python等で解析可能
Eigent複数エージェントがPythonで柔軟に解析。設計次第で高度分析も可
SunaWebUIにCSVアップロード→解析やグラフ化も可能
Observer AIJupyter等連携可。直接ファイル指定してLLM解析できる
Shinkai基本はアプリ拡張で対応。標準機能は限定的




Q2. パブリック公開+ログイン機能

ツール名パブリック公開ログイン機能補足
OpenHandsローカル公開は可。認証は自作or外部連携が必要
Eigent管理画面で制御可。認証機能はOSS追加対応のみ
Suna標準WebUIで公開+ユーザー管理&認証搭載
Observer AIWebUIでパブリック公開&認証(ユーザー管理)対応
ShinkaiWebUIアプリ公開時にアカウント管理機能付き








2025年10月19日日曜日

openhandsの覚え書き

スクレイパーが動いているVPSがある。

そこに非エンジニアでも扱える集計用の仕組みを用意したい。



Openhandsのデフォルトだとgithub連携なので、ローカルファイルを参照する設定が必須。



使用頻度は高くないので、gemini apiの無料枠で事が足りる。




あとopenhandsのソースを軽く見たがログイン機能は見つからなかった。

仕方がないのでbasic認証をcaddyでいれた。





外からopenhandsにアクセスすると

ランタイムの起動を待っています...
Failed to create agent session: ConnectTimeout

443だけじゃなく、ランタイム毎にポート開放しなくてはいけない。
ポート3000: OpenHandsメインUI用
ポート範囲42000-50000: OpenHandsランタイムの動的ポート用





これをvscodeのトンネリングでやろうとするとちょっと無理がある。(範囲指定できない&制限があって検出不可)

素直にサーバ屋でWAFを解除して、グローバルアドレス使う方が楽っぽ。



2025年10月17日金曜日

SWE-grep

Devinを作ってるcognitionが作った並列実行grep RAGのモデルらしい。

マジで中身よくわかってない・・・


Windsurfからでも使える。



https://cognition.ai/blog/swe-grep#where-to-try-fast-context


どうやら早いらしい。


2800TPSで、今までのwindsurfのgrep agentより20倍速いとかなんとか。


2025年10月16日木曜日

AIエージェントで楽にスクレイプが可能か検証

 ## ツール検証

現在(2025/10/16)において、各種AIエージェントがあるが、実験したものを記す


## リサーチAgent系

- Perplexity        スクレイピングに向かない。

- Genspark          Perplexityよりマシだがスクレイピングに向かない。

- Comet             不安定でスクレイピングに向かない。


## クラウドブラウザ系

- director.ai(Browserbase)

    - 全部クラウドで動作し便利だが、ややコストが高い。(0.1ドル/時間 )

    - 非エンジニアでも使える

    - 自動実行ができないっぽい(webhookもない)

    - データベース連携ができない

    - チームメンバーも招待できる

    - 有料でProxyも使える

    - 開発者向けというより事務員向け

            

- Firecrawl

    - この用途に最もあっている気がするが、あまり好きじゃないので評価をスルー


- apify.com

    - apify/website-content-crawler

    - easyapi/website-content-to-markdown-for-llm-training

        - AI時代に向いてるコンテキストクローラーとしてかなり優秀だが、コストが高すぎる!!!5分で$0.202かかってしまった。

        - 自動実行可能

        - データベース連携可能

        - クロールしたページ内でコンテキストの整理ができないっぽいので、今回の用途に向かない(簡単にいうとページのここの表だけを使いたいとか)


- Diffbot

    - 不安定で使い物にならない


# 結論、専用のスクレイパーを汎用性を持たせて自分で作った方がいい。

2025年10月14日火曜日

LinuxのAppimageでLedger Nano S Plusを管理する。

Appimageだとサンドボックス起動なので、USBでLedgerは見ることはできるが、接続に失敗する。







公式スクリプト

wget -q -O - https://raw.githubusercontent.com/LedgerHQ/udev-rules/master/add_udev_rules.sh | sudo bash


再起動してやりなおす。


2025年10月13日月曜日

trigkey N95のファンが不調

Trigkey N95

監視カメラの録画用マシン、SATAのSSDを増設してある。


2023/05/01に購入したマシンが、

2025年の春ごろからファンから異音がしていたが、うまく分解できずにファンの交換をあきらめた。

基盤がケースの電源ボタンやUSBコネクタで引っかかってとれない。

よくみたらネジがあった・・・・簡単に取れる。



代替マシンでGEEKOM A5(3年保証 +5年動作[ナニコレ])を買ったが、N95の保証が効くのか一応調べてみる。



TrigkeyってBeelinkの別ブランドだよな、Beelinkの保証期間も調べてみる。

1年か・・・

2025年10月8日水曜日

bolt.newでスマホプレビュー?リリースも?

boltをたまたま見たら、

Expo go(ネイティブアプリ化か?)

・figma連携

がいつの間にかあった。



iOS, AndroidでExpo goをインストールしてQRで実機で確認。




なんかboltからApp Storeに公開できるっぽいけど・・・

Apple開発者アカウントないとだめだと思うけど。





※なおこのページは以下のbloggerのベータ機能を試した。




2025年10月3日金曜日

firebase studioなどでソースをダウンロードする

遊びでfirebase studioで作ったものがある。
間違った支払情報を設定したのでpublishできないし、
クレカ登録しなおしたら審査待ちになる。

とりあえずソースをダウンロードしたい。

replitやsame.devやbolt.newとかなら一括でダウンロードできるが、firebase studioはできそうにない。


以下の手順でやってみた。


コード表示にし、CTRL + @でターミナル起動。


cd ..
zip -r mystudio.zip studio

vscodeのopen folderでこのプロジェクトの1つ上の階層を開き、対象ファイルをダウンロード。

小さいファイルだとそのままDLできるが、デカいのでブラウザのセキュリティ機能でポップアップの警告が出る。

そいつを許可すればDLできる。





firebase studioをcometで動かすってのが流行ってる?

そこそこ動くのが面白い。



caddyが遅いので調べた

caddy2.9以降って指示したが、perplexyがそのようにチェックしたのかは不明。




  • Pingoraは高負荷対応に特化したRust実装の最先端プロキシです。

  • Ferronは実績はまだ限定的ながら、Rust製でCaddyを超える速度を謳う注目プロジェクトです。

  • Caddyは機能と使いやすさで人気ですが、大規模性能は他に劣ります。

  • Nginxはスループットと安定性の両面でいまだ強豪です。

  • Traefikは動的設定、クラウドネイティブに優れますが処理能力は中間程度です。

以上のような特徴と性能傾向の比較になります。実運用や用途に応じて選択するのが最適です。こちらが主要なリバースプロキシの性能比較の簡潔な表です。

プロキシ名最大処理件数 (requests/sec)レイテンシ実装言語特長・コメント
Pingora約48,000非常に低いRustCloudflare製、大規模トラフィック最適化
Ferron約30,000〜未確定(参考値)低めRust日本コミュニティ注目、Caddyより高速
Caddy 2.9約18,000〜20,000やや高めGo自動SSL、HTTP/3対応、設定が簡単
Nginx約41,000低めC高スループット、成熟した運用実績
Traefik約26,000標準~やや高めGoKubernetes連携強み、動的設定対応

この比較はあくまで参考値であり、環境・設定によって変動しますが、Rust製のPingoraとFerronは特に高性能かつ低レイテンシが特徴です。Caddyは機能性重視、Nginxは安定性と高スループット、Traefikは動的環境対応が特徴となります。



お手軽に使うにはpingoraはさすがに向いてないかな・・・ガチすぎる。

そいやsozuってあったよな・・・
確かこれ完全に日本製だよな。
公式ページ無くなってる気がするけど・・・
https://github.com/sozu-proxy/sozu




HTTP3対応、TCP/UDPは対象外、nginxより30%~60%早いらしい。
ってことは現状最速か?作者が完全に日本人の名前だが・・・
https://github.com/junkurihara/rust-rpxy

TCP/UDP対応。
https://github.com/junkurihara/rust-rpxy-l4



そいやEnvoyもあったな


あいうえお