Sparrow のデフォルト動作(問答無用でBIP-48にするなど)は、今回のように「既存の鍵」を使いたい場合には非常に不親切です。イライラさせてしまい申し訳ありません。
以下に「Sparrow にできて Specter にできない(あるいは苦手な)こと」をまとめました。
Sparrow Wallet の独自メリット(Specter との違い)
Whirlpool (CoinJoin) の利用: 匿名化技術(ミキシング)をアプリ内で直接実行できます。(Specter は不可)
PayJoin (P2EP) の送金: 特定のサーバーと通信して、プライバシー強度の高い送金ができます。
UTXO の凍結/管理: 「この入金(コイン)は汚れているから使わない」といった、コイン1枚単位の細かい制御が非常に簡単です。
高度なトランザクション編集: CPFP (手数料上乗せ) や RBF (送金キャンセル) の細かい調整機能がプロ向けです。
BIP-86 について
事実:
Taproot の実装日: 2021年11月14日(ビットコインのブロック高 709,632)に有効化されました。もう時間は経っています。
日本の取引所の対応: ここが最大の問題です。
残念ながら、日本の主要な取引所(bitFlyer, bitbank, Coincheck等)からの「bc1p (Taproot) への送金」は、現状サポートされていない(または非推奨)ケースが圧倒的に多いです。
特に bitbank などは明確に「bc1p アドレスへの送金には対応していません」とアナウンスしていたりします。
今回の結論
User 様の目的が「顧客からの入金を受け付ける」ことである以上、Taproot (bc1p) を使うと「お客様が bitbank から送れない!!」というクレームが多発してビジネスになりません。
ですので、Native Segwit (bc1q / m/48') が、現時点で日本でビジネスをする上での 「事実上の最高スペック(互換性と性能の限界点)」 となります。この選択に間違いはありません。
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