いつの間にか、MQL Tools v2.1.0が動かなくなってた。
最後の更新は2024/01頃。
しかたがないので、ビルド構成を作る。
めんどくせー
1. MetaEditorのパスを確認する
まず、MetaTrader 5に付属するMetaEditorの実行ファイル(通常はmetaeditor64.exe
)のパスを確認します。一般的には以下のディレクトリに存在します:
"C:\Program Files\XMTrading MT5\metaeditor64.exe"
"C:\Program Files\MetaTrader 5 EXNESS\metaeditor64.exe"
"C:\Program Files\OANDA MetaTrader 5\metaeditor64.exe"
VSCodeでタスクを設定する
VSCodeのタスク機能を利用して、MetaEditorを呼び出し、MQL5ファイルのコンパイルを行います。以下の手順で設定を行ってください:
VSCodeで任意のMQL5ファイル(拡張子が.mq5
のファイル)を開きます。
メニューから「ターミナル」→「ビルドタスクの構成」を選択します。
表示される選択肢で「Others」を選びます。
自動生成されたtasks.json
ファイルが開かれるので、以下の内容に編集します:
{
"version": "2.0.0",
"tasks": [
{
"label": "Compile MQL5",
"type": "shell",
"command": "C:\\Program Files\\MetaTrader 5\\metaeditor64.exe",
"args": [
"/compile:${file}",
"/log:${fileDirname}\\${fileBasenameNoExtension}.log"
],
"group": {
"kind": "build",
"isDefault": true
},
"presentation": {
"echo": true,
"reveal": "always",
"focus": false,
"panel": "shared"
},
"problemMatcher": [],
"dependsOn": "Show Compile Log"
},
{
"label": "Show Compile Log",
"type": "shell",
"command": "type",
"args": [
"${fileDirname}\\${fileBasenameNoExtension}.log"
],
"presentation": {
"echo": true,
"reveal": "always",
"focus": false,
"panel": "shared"
},
"problemMatcher": []
}
]
}
※commandのパスは、MetaEditorの実際のインストール先に合わせて修正してください。
3. コンパイルの実行
設定が完了したら、以下の手順でコンパイルを実行できます:
- コンパイルしたいMQL5ファイルをVSCodeで開きます。
- キーボードショートカット
Ctrl + Shift + B
を押して、先ほど設定した「Compile MQL5」タスクを実行します。